カメラの推移2018年05月18日 23時51分

カメラの推移
久しぶりに、「フィルム時代に仕事をしていた人は違いますね!」というお褒め!? の言葉をいただきました。当然、若い方たちは、デジタルカメラでしか仕事をしたことがないのでしょうが。何が違うかと言われると、正直、私にもわかりません。でも、デザイナーさんが言うからには、何か違いがあるのでしょう。^^

そもそも撮ること自体は、フィルム時代と全く変わらないのですが。強いて言うなら、後処理で完成度を高めることができるのがデジタル写真の強みです。今の時代、広告写真で全くいじっていないものは皆無です。ものによっては、イラストの方が良いのでは、と感じるものも結構目にします。

デジタルカメラの投入は、時間勝負の報道系が早かったようだけど、画素数も必要ないし、早ければなんでも良いという感じでした。

個人的に衝撃を受けたのは、地方の広告写真の方たちがデジタルカメラをいち早く導入していたことです。まだ、フィルム全盛の時代に、地元の方たちはデジタルカメラで仕事をしていたのです。しかも、コダックの数百万円もするカメラがゴロゴロ。正直、カルチャーショックを受けました。現像所が少なく対応が悪いことが、デジタル化に拍車をかけた要因のようですが。
東京に戻ったときに、発売直後の「Nikon D100」を速攻で導入しました。が、東京の広告、雑誌の仕事は、フィルムが主流。せっかくのD100はポラ代わり。まあ、こちらとしては、都合が良かったのですが。^^

まあ、東京でも予算のある人たちは、高価なデジタルカメラで仕事をしていたのでしょうが。一本の請求が千万単位。そんな人たちが普通にいたのだから、訳ないことでしょう。

プロの世界、なかなか大変なものです。

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