横川駅と碓氷峠2022年08月20日 13時16分

横川駅
横川駅
駅舎を外から見たのは初めて。信越本線を走る全ての列車が停車していた駅とは思えないほど簡素な建物。今は辺境の終点というのにぴったりな雰囲気ですが。

横川駅ホーム
横川駅ホーム
碓氷峠越えの拠点だった頃の活気は無く、静まり返り閑散としたプラットホーム。特急や急行列車が到着するたび、釜飯を求める多くの人で溢れていたのが嘘のようです。なんとも寂しい限りです。当時は、構内に響きわたる機関車の汽笛も旅情を彩っていました。

ラックレールを再利用した排水溝の蓋
おぎのや本店と排水溝の蓋
昔から有名な話ですが、横川駅前の排水溝の蓋は、アプト時代のラックレールが再利用されています。

ラックレールの蓋
アプト時代のラックレール
軽井沢観光会館に展示されていたラックレールは、片側が歯車の圧力で激しく潰れていました。

おぎのや本店
おぎのや本店
ここが見たくて、横川駅に立ち寄った次第です。雰囲気のある建物。配送に向かうスタッフを女将らしき人物が火打ち石を打って見送っていました。偶然、素敵な光景に出会えました。

碓氷峠旧熊ノ平駅跡
旧熊ノ平駅跡
碓氷峠旧道にある駐車場から階段で、徒歩2、3分で到着できます。
碓氷峠越えの車窓から眺めていた景色。EF63のモーターの唸りと独特の振動からも、急勾配を走行する緊張感が伝わってきたものです。

旧信越線碓氷峠
レールはそのまま残されていました。この上を何度通ったことか。
特急白山、あさま、急行越前、妙高、さまざまな列車で峠を越えました。
子供の頃、親と一緒のときには、峠の釜飯を食べながら。

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