作品としての写真2018年09月17日 14時46分

作品としての写真
JPSチャリティー写真展の手伝いで、出展者の作品に目を通すことができました。「売れる写真とは」考えさせられます。ファンの多い有名な方の写真はたちまち売れていくでしょう。しかし、無名の写真家の作品は売れ残る公算大。それでも、売れることを祈って出品します。

(上の写真は、今回のチャリティー写真展の作品とは関係ありません。)

絵画と違い写真は何枚でも複製できるところが、美術作品としての価値を下げているのかもしれません。しかし、作品として写真を制作するときには、かなりのこだわりを持ってプリントをする作家が多いです。高価なペーパーを使うため枚数も少なく、サイズの制約もあるので1枚しかプリントしないこともあります。この作品のこのサイズは、世界に1枚しか無いと考えると価値が出てくるような気がします。

日本では写真を売って生計を立てるなど夢のような話です。海外のように美術作品として写真が取引される世の中になると嬉しいです。

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