先週のことですが、恵比寿にある高級ホテルで行われた、ニッコールクラブフォトコンテストの授賞式と祝賀パーティーに出席してきました。今年からWeb応募部門が新設されたとか。顧問のハナブサ先生と大西先生にお話を伺ったところ、応募者の年齢層は若く作品のレベルは高いけど、作り込み過ぎたものが多く色彩はプリントを前提としていない傾向があると言われていました。やはり、東京カメラ部やインスタグラムの影響が大きいのでしょうかね。でも、実際にプリントされた受賞作品を見てみると、カラー・モノクロ部門に引きをとらぬ秀作ぞろいでした。「写真家として、撮影した作品の最終的な目標はプリントにすること」というハナブサ先生の言葉が不思議と心に響きました。

祝賀パーティーの会場内に、宴会のチーフらしき人物が感情むき出しで会場スタッフを怒鳴りつける大きな声が響いていました。高級ホテルにはそぐわない品位を欠く振る舞いに残念でなりません。