イルフォードXP12018年05月12日 22時23分


イルフォードXP1

イルフォードXP1

古いフィルムを整理していたら、学生の頃に撮影したイルフォードXP1のネガを発見。モノクロフィルムだけど、カラーネガ現像用のCー41プロセスで処理をする特殊なフィルム。粒状性を感じさせない柔らかく滑らかな風合いが魅力で、この頃は、XP1で撮影してイルフォードのマット紙にプリントするのが、マイブームになっていました。

それまでは、ネオパンSSかトライXが自分に中では標準だったのですが、ある日、同級生のカヒミ・カリィさんが持ち込んだ作品を目にした瞬間、度肝を抜かれました。そのとき、「自分が理想とする調子はこれだ」と直感したのです。
カヒミ・カリィさんの作品は、川崎の臨海地区を撮影した風景写真だったのですが、絵柄とのマッチングが絶妙で、彼女の感性に圧倒されてしまいました。

ビネガーシンドロームによる劣化か現像後の乾燥ムラか、30年振りに見たら結構酷い状態になっていました。

あの時代は、フィルムにしても印画紙にしても、いろんな選択肢があって楽しかったな。

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