天空のお花畑2018年06月15日 09時18分

天空のお花畑
高山植物の宝庫、後立山連峰の主峰『白馬岳』。写真は小蓮華山稜線上にあるお花畑。まさに『天空のお花畑』といった雰囲気です。ここからは、白馬岳と後立山連峰の大パノラマが楽しめます。画面中央の杓子岳の中腹に広がる白馬大雪渓。中央付近には前日に登ってきた道筋がくっきりと見えています。フルサイズ画像を拡大すると雪渓を登る人々の姿も見えます。晴天の稜線歩き。これもまた、至福のひとときです。

息子からのプレゼント2018年06月15日 17時11分


プレゼント

プレゼント

ぶつ撮り

息子から、父の日のプレゼント。息子からプレゼントは、これが初めて。嬉しいような、照れくさいような。使用感が出てしまう前に、とりあえず「ぶつ撮り」。

最近、ぶつ撮りの仕事もめっきり減ってしまい、このままでは撮り方を忘れてしまいそうなので、練習ついでにセットを組み。

この前、友人から貰ったアートレを使ってディフューズ。金属などの光沢面を撮影するときに、トレペ(トレーシングペーパー)でディフューズすると、光沢面に紙の繊維が映り込んでしまい美しくありません。
今回使うポリエステル製のアートレならば、滑らかな映り込みを作り出すことが可能です。しかし、素材が薄いために、単独でのディフューズでは光が硬く、金属面を美しく表現するのが難しいです。

そこで、ライトを直接当てるのではなく、白い紙にバウンス。でも硬い。
最終手段は、バウンスしたライトとアートレの間にトレペをかませ、ようやく金属らしい光沢を再現することができました。ただし、色温度がかなり落ちているので、ホワイトバランスで調整。フィルムの頃では考えられなかったこと、便利な時代です。とくに、LBB系のフィルターは色が濁ってしまうので、敬遠されていました。当時、フィルムのエマルジョンによっては、CCフィルターで補正しなければいけないときもあり、フィルムの時代は本当に大変でした。と、昨今の若いプロのカメラマンに言っても、なんのことやらという感じでしょう。

アートレの他にも「ユポ」など紙の目の出にくい素材もあります。最終的には、被写体の質感に合わせてディフューザーの材質を選択するのが理想的です。ディフューザーの役割は、光を柔らかくすることと滑らかな映り込みを表現することにあります。

それが、ライティング。あてずっぽに、ただ光を当てて撮影しているわけではないのですよ。もう少し広い作業スペースと望遠系のマクロレンズがあれば、もっと柔らかな光のグラデーションを表現することができるのですが。シグマの180mmマクロもいいな〜。