フレスコジクレー2018年10月06日 22時13分

フレスコジクレー
一生懸命に撮影したお気に入りの写真はプリントにして残したい、というのは当然のことでしょう。写真はプリントにして初めて作品として完成するわけですから。モニター上の画像は、リバーサルフィルムをスライドプロジェクターで見ているのと同じようなものだと思います。

今回、チャリティー展に出品した作品は、フレスコジクレーにプリントしました。すでに製造中止になっているので入手は困難ですが、堀内カラーさんのご好意で特別にプリントしていただきました。
フレスコジクレーは未硬化の漆喰に顔料インクが浸透することで生まれます。(エプソンの顔料インクにのみ対応)
プリントした直後は濃度が濃く感じられますが、一週間ほどして漆喰が硬化すると濃度が安定してくるそうです。値段が高いので、そうそうプリントすることはできませんが、是非とも復活してほしい製品です。他にもインクジェット用のフレスコという製品はありますが、ほとんど壁紙といった質感でした。

「なんだ、インクジェットか〜」と言われる方もいるかもしれませんが、下手な銀塩プリントよりも価値のある作品作りができると思います。

ちなみに、ファインアートペーパーのハーネミューレのプリント価格もなかなか凄い。今は終了していますが、フレスコジクレーはさらに倍の価格だったと記憶しています。
https://www.horiuchi-color.co.jp/service/print/fineart_print/index.html

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