湯の花トンネル列車銃撃事件2013年09月23日 15時12分

列車銃撃事件の現場 高架は中央道と圏央道とのジャンクション
湯の花トンネル列車銃撃事件
旧甲州街道沿いに記された慰霊碑入り口の看板
湯の花トンネル列車銃撃事件
事件の犠牲者の名が刻まれた慰霊碑
湯の花トンネル列車銃撃事件
当時の姿にまま残るレンガ造りの「いのはなトンネル」
湯の花トンネル列車銃撃事件
高尾駅(旧浅川駅)に現在も残る機銃掃射の痕
湯の花トンネル列車銃撃事件

高尾駅から歩いて小仏峠経由で高尾山をトレッキングする途中に、以前から気になっていた場所に立ち寄ってみることにしました。

私自身、何時何処でこの事件を知ったのか定かではありませんが「湯の花トンネル列車銃撃事件」を知ってからは、何故か心に引っかかり文献やウェブで調べていました。

終戦間近の昭和20年8月5日に起こった史上最悪の列車銃撃事件。この419列車は、3日前の八王子空襲で不通になっていた中央線が全面開通した二番列車で、満員状態で走行しているところをアメリカ軍のP-51戦闘機に発見されて機銃掃射を受けました。
銃撃された列車は、湯の花トンネルに機関車と車両8両中の2両目の半分まで入ったところで停車してしまい、トンネルから出ていた車両が執拗なまでの銃撃に晒されたことで犠牲者を増加させてしまいました。
このときのP-51ムスタングは、神奈川県の二宮駅でガラスのうさぎの主人公の父親の命を奪った足で、419列車をも襲ったのかもしれません。
風化させてはならない残酷な事件です。

湯の花列車銃撃事件に関する記事のHPとブログのリンクです。
かなり惨いシーンもあるので、観覧には十分注意してください。

追憶の電機より

祖父と湯の花列車銃撃事件(上大岡的音楽生活)より