今年2度目の白馬岳(4)2014年12月24日 15時09分

朝日平から望む朝日岳
朝日平
夜に降った雨は出発の頃には止んでいました。しかし、いつ雨が降り出してもおかしくない、どんよりとした曇り空。それでも雨が降っていないだけラッキーと思って出発。
北又まで降りたあとはどうしよう? 北又からタクシーを呼んで、1人で泊駅まで行くと約1万円。朝日小屋に泊まっていた人のほとんどが蓮華温泉方面に行かれる方々。1人だったら一般車の入れる小川温泉まで、3時間かけて歩こうと考えていました。そこに、予定を変更して北又に降りる人が出現。何とラッキー! タクシーを2人で乗れば、補助金が1人に付き千円支給されるので、1人4000円でタクシーに乗れる。とてもラッキー!! 結局、泊駅まで1人3700円で済みました。

夕日ヶ原
夕日ヶ原
しばらく整備された木道が続きます。ここから日本海に沈む夕日を見たかったです。名の如く、さぞかし綺麗なのでしょう。楽しみは次回に。

黒部峡谷の先には、僧ヶ岳と立山連峰の姿
僧が岳
イブリ山に向う手前、僧ヶ岳と立山連峰が姿を現しました。台風が迫っているとは思えないほど、周囲は静まりかえっていました。

イブリ山に降りる手前のくさり場
くさり
毎年、地元の中学生が学校行事で登ってくると聞いて安心したのですが、崩れて深く切れ落ちた場所や垂直に下るロープやくさり場が数カ所ありました。ここを引率するガイドや先生は大変そうです。

イブリ山山頂より朝日岳を望む
イブリ山
先ほどのくさり場に、途中で追い越した大学生のグループが差しかかっていました。画面の右上の辺りに小さな人影が見えます。

イブリ山山頂(10合目)
イブリ山10合目
雲行きが怪しいので、軽く休憩を取ってすぐに出発。

イブリ山5合目
イブリ山8合目
イブリ山は、各合目の標高表記と休む場所が用意されている、とても親切な山でした。この付近から本降りの雨に。でも、樹林帯なので、レインウエアを着るまでもなかったです。

イブリ山1合目
イブリ山1合目
だんだん黒薙川の水音が近づいてきました。この付近で、背負子をしょった、山岳警備(入善署)の方とすれ違う。

北又ダムの下流に架かる吊り橋
北又吊り橋
黒薙川に架かる吊り橋を渡れば、間もなく北又小屋です。川の下流に目をやると、イノシシの親子が川を渡っていました。この辺りは熊の出現も多いので要注意です。

北又小屋
北又小屋
最終目的地の北又小屋に無事到着。到着後にタクシーを呼び補助金申請書に記入をして時間を潰していると、40分ほどでタクシーが到着。
タクシーに乗り込み、しばらく進んだ越道峠付近は猛烈な土砂降り。
こんな中を歩いていたらと思うと...。タクシーで本当に良かった。^^;
子供の頃、小川温泉から越道峠まで歩いたことはありますが、凄く遠かった記憶しか残っていません。それと、マムシに遭遇したことと。
40分ほどで泊駅に到着。なんとか午前中に到着することができました。

同行してくれた方は、親不知から上高地を目指していましたが台風で断念。東京の方なのですが、大学時代にゼミの合宿で黒部川を探索するために、入善町を訪れたことがあるそうです。凄い偶然に驚きました。
彼は越後湯沢を経由して東京へ帰っていきました。私は北陸線の上りで隣の入善駅へ。コミュニティーバスに乗り継ぎ、舟見にある温泉に汗を流しに行きました。

入善町から望む後立山連峰
後立山連峰
富山側からの後立山連峰はこのように見えます。子供の頃から眺めていた風景、いつかは登りたいと思っていました。30年ぶりの悲願達成。
近くに見えていても、その気にならないことには、とてつもなく遠いところだと思います。

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